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出産後の育児をサポートしてくれる「産後ケア」をご存知でしょうか?
この記事では、出産後に産後ケアをフル活用した私が、おすすめの活用法や過ごし方を紹介します。
自治体の補助で安く利用できる場合があるので、ぜひ確認してみましょう!
産後ケアとは?何をするの?
産後のママは、ボロボロの体で慣れない24時間育児に対応する必要があり、心身の負担は相当なものです。
そのような負担を軽減するためのサービスとして、「産後ケア」があります。
産後ケアは、助産師に授乳や育児の相談ができたり、専門のスタッフに赤ちゃんのお世話をサポートしてもらえたりする育児支援サービスです。母親の食事が出ることも多いです。
赤ちゃんを別室で預かってもらって、母親は休息させてもらえる場合もあります。
自治体の産後ケア事業の提携施設や、民間の産後ケアホテルなどを利用できます。
人気の施設は予約が難しく、できるだけ早期に予約しておくのがおすすめです。
自治体の産後ケア事業
産後ケア事業の実施は、各自治体(市町村)の努力義務となっており、産後ケア事業を行っている自治体は増加傾向にあります。
お住まいの自治体でも行っている可能性があるので、ぜひ一度調べてみましょう。
自治体の産後ケア事業では、サービスの利用前に事前登録・申請が必要などの手間はありますが、補助が出ているため安価に利用できるのが特徴です。
提携施設は自治体によって様々ですが、私の住んでいる地域では、病院や助産院がほとんどでした。
病院の産後ケアでは、助産師さんや看護師さんが常に近くにいるので、産後の入院中のように安心して過ごせました。
助産院の産後ケアは、アットホームな雰囲気で過ごすことができました。
食事もついて、自治体の補助のおかげで安価に利用でき、ありがたかったです(自治体で定められている利用回数の上限めいっぱい利用しました)。
(民間の)産後ケアホテル
自費で、民間の産後ケアホテルなどを利用することもできます。
自治体の補助がないので費用が高いのがデメリットですが、そのぶん、ゆったりしたホテルで快適に過ごせたりします。
料金に24時間預かりサービスが含まれていれば、気兼ねなく赤ちゃんを預けてのんびり過ごせるのも魅力的です。
(自治体の産後ケア事業では、基本的には母子同室と言われる場合もあり、赤ちゃんを預かってもらえるとは限らないので)
産後ケアホテルはちょっと高かったけど、旅行のように気分転換ができて、ゆったり過ごせたので思い切って利用してよかった!
産後ケアは3種類【宿泊型(ショートステイ)・日帰り(デイケア)・訪問型(アウトリーチ)】
産後ケアには、宿泊型(ショートステイ)・日帰り(デイケア)・訪問型(アウトリーチ)の3種類があります。
1. 宿泊型(ショートステイ)
まずは宿泊型の産後ケアです。2泊3日など、泊まり込みで利用します。
産後は夜間授乳などで寝不足になるお母さんが多いと思います。宿泊型の産後ケアは最も効果を実感しやすくおすすめです。
久々にちゃんと寝れた、という方も多いようです
食事がついてくるので、家事はしなくていいし、授乳や休息に専念できます。
また、私は宿泊型の産後ケア中に、助産師さんに授乳スケジュールを相談しました。
乳腺炎などが怖くて家では自己判断で授乳を1回までしかスキップすることができなかったのですが、宿泊中に体の様子をみながら「どれぐらいならスキップしても大丈夫か」といった相談をしました。
私の場合は2回連続スキップしても大丈夫そう、とわかったので、帰ってからは授乳を2回家族にミルクで交代してもらって寝る、といった運用ができ、かなりラクになりました。
2. 日帰り型(デイケア)
日帰り型の産後ケアもあります。
利用する前は正直、赤ちゃん連れで移動するのは大変だし、その負担を考えると日帰りで利用するメリットがあるのか疑問でした。
しかし実際行ってみると、日帰りでも1日集中して休憩できるのは非常にありがたかったです(食事も提供してもらえて快適でした)。
家で24時間赤ちゃんのお世話をしているとどうしてもストレスがたまります。思い切ってさまざまな施設に行ってみることで、プチ旅行気分というか、気分転換にもなります。
施設によっては他の利用者と交流できるイベントもあり、ママ友ができました!
3. 訪問型(アウトリーチ)
訪問型は、助産師さんが家庭を訪問してくれるタイプの産後ケアです。時間は数時間程度と短いことが多いですが、自宅にいながらサポートを受けられたり、相談できるメリットがあります。
赤ちゃん連れで外出するのはハードルが高い、という方におすすめです
産後ケアの過ごし方は?
産後ケアの過ごし方は、自治体の方針や、施設の方針にもよります。
産後ケア施設に行くと、利用目的などヒアリングがあると思いますので、希望を伝えてみましょう。
休息目的とお伝えすると、かなりの時間赤ちゃんを預かってくれることもありました。(自治体の提携施設の場合は、基本的には母子同室と言われることも多いようです。預かってもらえたらラッキーという感じで行ってみるのがよいかと思います)
自費で民間サービスを利用する場合は、より柔軟に預かり時間などの要望を伝えられると思います。預かってもらっている間に少し外出したり、といったこともできました。
産後ケアを利用した感想・口コミ
私は自治体の産後ケア(ショートステイとデイケア)を利用上限回数まで利用し、3つの病院と1つの助産院に行きました。
また、民間の産後ケアホテルも利用しました。
結論としては、どの産後ケアも本当に行ってよかった!と思いました。
予約がなかなかとれなかったり、赤ちゃん連れでの移動も大変なので、行くまでのハードルは高いのですが、行ってみると、家にいるのとは全く違う安心感が得られ、本当にリフレッシュできます。
栄養バランスのいい食事が食べられるし、
赤ちゃんを預かってもらっている時間はひさびさに自分のやりたいことができて、とても嬉しかった!
周りのママ友と話していると、産後ケアを活用している人は何回も行っていて、逆に利用しない人は全然利用していないようです。行ってみると良さを実感できる方が多いと思うので、興味がある方は、ぜひ行ってみてください。
産後ケアの持ち物は?
産後ケアの持ち物は施設によってさまざま。
私が利用した施設は、紙おむつや哺乳瓶、粉ミルク、滞在中の赤ちゃんの着替えは提供してくれることが多かったです。母子手帳や自治体の登録書類、母親の着替えといった比較的少ない荷物ですみました。
ちなみに私が「産後ケアに持っていってよかった」と思ったのは以下です。
- アイマスク(リラックスできるように)
- ノイズキャンセリングイヤホン or 耳栓 (他の赤ちゃんの鳴き声で寝にくいときもあるため)
- オーディオグラス(音漏れが少なく、静かにBGMやオーディオブックを聴ける)
アイマスクはこちらを愛用しています。
ノイズキャンセリングイヤホンはこちらを愛用。
オーディオグラスは育児中にとてもおすすめです!
詳しくは以下の記事で解説しています。
産後ケアはどの時期に利用するのがおすすめ?注意点は?
産後ケアを産後どの時期に利用するか、迷う方も多いと思います。
施設によって利用できる月齢が決まっているので、その指定の月齢までに利用しましょう。
また、施設の予約前に、まずは自治体で産後ケア事業の利用申請&登録が必要なことが多いです。
施設によって「産後Xヶ月まで」のように制限があり、気がつけば過ぎてしまっていることも・・・
できれば出産前に、利用する施設の目星をつけておいたり、自治体の申請も済ませておきたいですね
私自身の体験や、産後ケア施設での助産師さんのお話から、以下のような利用パターンがおすすめです。
1.退院後すぐに利用する
産後の体は想像以上にボロボロ。簡単な料理をするのも難しいです。
出産→退院後、そのまま宿泊型の産後ケアを利用できれば、しばらくは体の回復に専念できます。
里帰りしない方や、退院後に十分な家族のサポートが得られない場合は、特に有効だと思います。
産後の無理は禁物と分かっていても、家に帰ると赤ちゃんのお世話や家事でついつい無理して動いてしまいました。
私も次の機会があれば、このタイミングでの利用を検討したいです。
2.1ヶ月健診が終わったころに利用する
1ヶ月健診が終わると、育児をプロに相談できるタイミングがしばらくない方が多いのではないでしょうか。
私は1ヶ月健診のすぐ後にショートステイを利用しました。
久々に夜まとまって寝ることができ、本当に助かりました。また、助産師さんと一緒に母乳の出具合を確認したり、夜間の授乳を1〜2回スキップ(粉ミルクで家族に代わってもらう)しても大丈夫そうかといった相談をすることができました。
細かな育児不安の相談もできて、とても心強かったです!
3.ある程度体が回復してきたころに利用する(産後3-6ヶ月など)
ある程度体が動くようになってきてからも利用しました。産後すぐの利用時はとにかく睡眠をとる、体を休めることで精一杯でしたが、産後しばらくたってからの利用では、預かってもらっている間に自分のやりたいこと(ブログとか動画視聴とか)ができたりもして、とてもリフレッシュできました。
産後ケア施設までの移動手段はどうする?
産後ケアを利用する場合、悩むのが赤ちゃん連れでの移動手段ではないでしょうか。
私の場合、荷物を持って赤ちゃん連れで電車移動するのはハードルが高かったので、主にタクシーを利用していました。お金はかかりますが、自治体の補助のおかげで産後ケアの利用費用は安かったので、割り切って利用していました。
タクシー代を考慮しても、行く価値はあった!!と毎回思っていました。
家族に車で送り迎えしてもらえる方は自家用車も良いですね。
赤ちゃん連れ&荷物ありでタクシーを待つのは大変なので、タクシーが呼べるアプリ GO《ゴー》
事前にアプリで目的地を設定しておけば運転手さんに説明する手間がなく、GO pay決済を事前登録しておけば車内で会計も不要なので便利でした(赤ちゃんを抱っこした状態で支払いなどは結構大変なので…)
GOアプリは使ってみたら予想以上に便利だったので、妊娠中から使っておけばよかった。。。
産後の育児は正直つらかったのですが、私は産後ケアに本当に助けられました。産後ケア、ぜひ活用してみてください!
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